「女やもめに花が咲き、男やもめにウジがわく」という古い言葉がある。女にとっては連れ合いがいてもいなくても、さして問題ではなく、むしろいない方がのびのびやりたい放題の生活が謳歌でき楽しいものである。
しかし、男はだらしがない。整理整頓はまるでだめで散らかり放題、そのうちゴキブリは徘徊しウジまで涌く始末である。伴侶がいないと生きていけないというのが男かもしれない。
というようなことを皮肉って言っているかと思うが、昨今はそうでもない感じがする。片付けできない女達ということをよく耳にするからである。
いずれにしても一人でいるのは淋しい。まして熟年世代になるとなお一層寂しさは募るものである。仕事をしている人は日中、話し相手もいるだろうが、仕事を持たない人は誰もいない。テレビを見るか、買い物に出かけてそこでレジの人と話をするか、或いは知り合いや友達の家へ遊びに行って話したりするしかない。しかし、それも毎日はできないのでやはりさびしいままの生活が続くことになる。
その淋しさから抜け出すにはやはり伴侶を探すことが一番の解決法かも知れない。ところが相手が果たしているかどうか、これまた問題である。
結婚サイトというのがある。かつての結婚相談所のようなもので、インターネットを活用して相手を見つけることをサポートしてくれるのである。会員に登録しておけばあなたのプロフィールを見た相手からアクセスがあるので、それに回答するなどメールのやり取りを通じて親しくなっていけばいいのである。そして、二人にその気があればデイトをして、よければ交際がスタートするという運びになるのである。
かつては、誰か知り合いが、或いは親戚縁者が適当な相手を探してくれるのが一般的な熟年の結婚であったかと思うが、今、紹介したようなインターネットの結婚サイトでの婚活が人気急上昇である。その一番の理由は煩わしさがないということかもしれない。
しかし、どんな世界にも悪さをする輩がいる。結婚サイトも同様で悪の罠が張られ、それを利用した善良な男3名が、尊き命を絶たれたのである。それが今、問題の首都圏連続不審死事件である。
その罠を張ったのが殺人容疑で逮捕された木島佳苗容疑者である。現在、同人が被告となり係争中であるが、起訴状に記載されている通りだとすると、非常に悪質で残忍極まりない犯行をよくもやったものだと怒り心頭である。
交際相手は欲しい、そのために結婚サイトを利用するというのは何も悪い事ではないが、くれぐれも気をつけたいものである。
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